【種蒔きの時期について】
まず始めに種蒔きの時期ですが、11月~2月ぐらいに屋内で種蒔きを行います。(腰水)
(4月~5月に屋外に出します。それまでに出来るだけ大きく育てるためになるべく早めの方がいいでしょう。)
4月~5月に屋外に出すのは、真夏を迎える前にある程度、外の環境に慣らすためです。外に出して2~3週間は直射日光があたらない明るい日陰が理想なので、置き場所を工夫しましょう。雨ざらしで大丈夫です。
ポリフィラの限界温度が27℃(蒸れて腐ります)と言われていますので、10月以降に
種蒔きを行っても大丈夫と思いますが、寒い方が発芽率は良いです。
【種蒔きの時が来たら下記の手順に沿って進めていきます】
1 コップに100ccぐらいの水を入れ、種子消毒剤(ホーマイ水和剤等)を耳かき一杯分入れかき混ぜます。
2 ポリフィラの種子を種子消毒液の中に入れ、軽くかき混ぜ30分~60分放置します。
(これは多湿で育てるためカビ等を防ぐため。発芽率も変わると言われています。)
3 放置している間に土の準備をします。
4 育苗コンテナ(アップルウェア製 育苗コンテナ 6型等)の一番底に鹿沼土を敷き詰めます。
5 その上に種蒔き専用土を敷き詰めます。2層の土が出来ました。少々混ざっても問題ないです。
6 育苗コンテナが丸ごと入るぐらいのプラスチックケースに水を張ります。(3分の2ぐらいまで)腰水で管理します。
7 先ほど消毒した種子を土の上に並べます。(埋める必要は無いです)
【注意する事】
Ⅰ、土(種子)が乾かないようにする事。
Ⅱ、直射日光が当たらない、室内の出来るだけ明るい場所に置く事。
Ⅲ、水が腐らないように2日に一度ぐらいは、育苗コンテナを持ち上げて再度つける。(水を動かす)
Ⅳ、水が減ってきたら、水を足す。又は交換する事。
8. 2~3週間ぐらいで発芽してくるので、根を傷めないように一度抜いて、等間隔に並べて植え直す。(このまま植替えしないで出来るだけ大きく育てるので、苗同士がぶつからないように等間隔に並べる。)
*屋外に出すまで育苗コンテナは腰水のまま、水を切らさないように!(容器の3分の1以上は水が必要)
"苗の直径5cm以上になったら、屋外に出しても大丈夫です。
風通しが良い明るい日陰に置く。(直射日光が当たらない場所)"
屋外に出したらプラスチックケースは使用しません。置いた所が雨に濡れる場所なら水やリは不要。
雨に濡れない場所なら2週間に1回程度、たっぷり水やりをする。
※ 1つの育苗コンテナに数株植えてる方が調子が良い。水がすぐ無くなるので蒸れにくい。(経験上)
大きくなって育苗コンテナが窮屈になってきたら、12月~2月に植え替えをする。
私がしている土の配合は、赤玉土6:ボラ土4にマグアンプを少々混ぜる。
【ココまで来れば一安心!ココからの育て方は下記の注意事項を参考に・・】
★ 10月~5月は出来るだけ水を多く上げた方が大きく綺麗に成長する。(毎日でも良い)
★ 夏の日中気温が27度を超えてる時は、夜涼しくなってから水をあげる。(2週間に1回程度)
★ 夏は成長をあきらめ、蒸れて腐らない事だけを考える。
★ 冬場でも長時間の直射日光はあまり好まない。(1日3~4時間ぐらい直射日光が当たる場所がベスト)
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